弊社では、オリジナルの浴衣帯の制作も承っております。
サイズ、本数、デザインによって作り方も価格も異なってきますので、詳細を知りたい方は弊社までご連絡ください。
本仕立て用の浴衣の帯は、基本的に着物と同じものを使うか、同じ規格で素材が下の物を使います。
旅館浴衣の場合は、細くて短い簡易的な帯を使います。
その違いは、「外で着るもの」と「部屋着として着るもの」の使用方法の違いです。
■制作方法1/定番在庫品の帯に、手作業でシルクスクリーンプリントをする。
旅館浴衣用の帯などでよく使われる方法です。
端の部分にシルクスクリーンプリントで名前を入れます。全体的に名前を入れても、着付けたときに見えなくなる部分が多いため、一番目立つ端に入れるというパターンがほとんどです。
■制作方法2/定番在庫品の帯に、刺繍を入れる。
旅館浴衣用の帯などでよく使われる方法です。
端の部分に刺繍で名前を入れます。全体的に名前を入れても、着付けたときに見えなくなる部分が多いことと、刺繍部分は固くなるので真ん中にいれると付けにくくなるとの事で、一番目立つ端に入れるというパターンがほとんどです。
刺繍は、面積によって価格が変わります。そのため、デザインができてから、お見積りをさせていただきます。
■制作方法3/注染で染生地を作り、それを兵児帯として使う。
全体的にオリジナルのデザインを入れたい場合、注染で生地を作り、それを兵児帯として使います。注染ですのでデザインの制約はありますが、全体的にオリジナルデザインを入れたい場合、一番安価な方法です。素材は注染という方法から、綿100%となります。
注染は最低12反必要です。それをご希望メートルで分ける形になります。
■制作方法4/インクジェットでプリントし、それを半幅帯に仕立てる。
下処理を施した「バニラン」の生地にインクジェットでプリントを行い、それを半幅帯に仕立てます。インクジェットプリントいたしますので少ないロットで制作できます。
ただプリントのため耐久性はそれほど強くありません。
最低ロット:6本 後は3本単位。
■制作方法5/正絹で織る。
西陣織の工房にお願いして、オリジナルデザインの帯を制作いたします。正絹で作りますのでかなり高級な帯となります。伝統的な職人さんの技で作られた帯ですので、一生モノの商品が作れます。
製作ロット、価格はご希望されるデザインで異なってきます。まずは弊社までご連絡ください。
旅館やホテルなどで使われる帯は消耗品であり、定期的に補充する必要があるため定番在庫品を使う場合がほとんどです。
この浴衣帯をベースにオリジナルプリントを入れたり、刺繍を入れたりしてオリジナル品を作る旅館・ホテル様もたくさんいらっしゃいます。
1本から販売できるものもあれば、受注生産(ロットが必要)の物もあります。
また、表生地裏生地を別々の色にして制作できるものもあります。
詳しくは弊社まで連絡ください。