今年も行ってきました「きものサローネ」。
11/5、6の2日館、東京国際フォーラムでの開催です。
「きものサローネ」とは、カジュアル着物のお祭りです。
着物だけじゃなくて、着物に関連するものいろいろな物が展示即売されています。
![2022 きものサローネ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc165f17bb730e57e/image/i1d25dc0c0a02f48b/version/1668758299/2022-%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8D.jpg)
「きものサローネ」で出ているのは、カジュアルで派手な着物、小物が中心で、フォーマルなものはあまりありません。
なので会場に来る人達も、普通の人が考える着物とはかなり逸脱した人ばかり。
うん、どちらかというと”コスプレ”に近いのかな。
普段見られないような着物を着た人たちがたくさん見られたりします。
着物を着る、というと、今の感覚ですとかしこまったきちんとしたイメージが合ったりします。
でも昔は皆な四六時中着物を着ていたわけであり、洋服で言うところのスーツに相当する着物もあれば、Tシャツ短パンに相当する着物も合ったわけで、今回の「きものサローネ」は洋服で言うところのジーパン柄シャツくらいのカジュアルファッションに相当するモノです。が、ちょっとコスプレなのは違うのかなぁ。
![2022 きものサローネ 会場](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc165f17bb730e57e/image/i15a126f08bc3e2df/version/1668758736/2022-%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8D-%E4%BC%9A%E5%A0%B4.jpg)
とにかく「きものサローネ」は楽しいイベントです。
こんなデザインの!?みたいな物があったり、眼を見張るようなデザインの反物がかかっていたり。
ワクワクしながら、ブースを一つ一つ覗いていきました。
もうね会場は広いし、たくさんブースがあるし。
普段一日6000歩くらいしか歩かないのに、この日だけでも2万歩。
コレだけ歩くと足はパンパン。
会場はチケットを見せれば出入り自由なので、時々外のお店に行って休憩をしながら、また会場を見ていたりしました。
![きものサローネ 会場](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc165f17bb730e57e/image/i4ee1608eea2c48a4/version/1668759039/%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8D-%E4%BC%9A%E5%A0%B4.jpg)
今年の「きものサローネ」は、昨年と違い舞台が狭く、その分出店者が多くなっていたこと。
でもやっぱり女性向けの物が多かったのは残念。
来場者も男性がかなり多かったので、男性向け商品が多くなってくれれば嬉しく思います。
この「きものサローネ」の楽しみの一つが、知り合いの職人さんたちに会えること。
桐生や丹後と行った遠いところの職人さんたちには、こうゆうイベントくらいでしか会えません。
今年も「久々です、お元気!?」と声を掛け合いながら、たくさんの職人さんたちと再会しました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc165f17bb730e57e/image/i78f365c22dba6592/version/1668760431/image.jpg)
そうそう、コレはちょっとすごいな、と思ったのは、VRを利用したコンテンツがかなり出ていたこと。
上の写真は、カメラの前に立つと自分に合わせて様々な着物をあわせてくれるシステム。
他にも、VTuberと話ができたりといろいろなコンテンツが揃っていました。
正直、アナログな自分としてはよくわからない事が多かったけど、色々な技術が着物業界にも入って着ていることを感じました。
とても楽しい「きものサローネ」でした。
また来年の開催も楽しみです。