ネットショップに、中国製の男性用浴衣のご注文をいただきました。
風香シリーズの「縞三日月柄」です。
こちらの「風香」ブランドは中国製の浴衣なのですが、あまり製造国を表記していません。
旅館浴衣は製造国で耐久性が大きく異なるのですかが、きちんと表記しないのはちょっとどうかと思うのですが、業界自体まだ若いので出てもの勝ちなところもあるかもしれません。
まぁ、はっきり言って、こちらの風香シリーズの浴衣は日本製の浴衣の半分しか耐久性がありません。
![中国製 旅館浴衣 風香](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc165f17bb730e57e/image/i5aa93a5112e4a7a2/version/1539254236/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%A3%BD-%E6%97%85%E9%A4%A8%E6%B5%B4%E8%A1%A3-%E9%A2%A8%E9%A6%99.jpg)
Yahoo!ショッピング 中国製カラー浴衣 風香シリーズ 業務用仕様 男女兼用 縞三日月柄
:https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/yu-3781c01.html
浴衣は日本独自の衣類であり、当然中国で昔から着られていたものではありません。
なので、タタミ方が浴衣や着物のようなたたみかたではなく、ワイシャツ・Tシャツのようなタタミ方になっています。
また漂白技術が劣るため・・・ではなく、すみません、違います。中国は世界一の繊維技術があるのですが、(実際に行って見てきました)、日本の商社が求めるのは価格の安さなので、その価格帯で浴衣をつくると、どうしても漂白技術が劣ってしまいます。
なので地色をつけたデザインになってしまいます。
でも地色にしても、タタミ方にしても違和感を抱かない日本がすごい。
和装ってずいぶん遠くに行ってしまったのだなぁ、と感じます。
弊社では、業務用としてもまとめ買いも有りですが、個人の方向けに1枚販売もしております。
家庭で使うには特に問題は無い浴衣です。