基本的に和装品は、小巾生地を使って仕立てられます。
では小巾というと・・・昔は36cmでした。
けど今は体格の大きな人も多くなってきたので、38cm巾が一般的です。
さらに男性用は、40cm巾のキングサイズがよく使われます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x10000:format=jpg/path/sc165f17bb730e57e/image/ia550d6cf008e9ee6/version/1479893165/image.jpg)
和服は、巾を活かして作られます。
ですので着物をバラして縫い合わせれば、また一枚の布に戻ります。
不要なトコロが出ない縫製の仕方は、とてもエコであります。
生地巾が広い、ということは広い身頃が取れ、また袖裄も長くなります。
体格の良い人ですと、広ければ広いほど嬉しい。
ということで、最近では45cm巾の生地も出てきました。
![男性用 浴衣生地 45cm巾](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x10000:format=jpg/path/sc165f17bb730e57e/image/i8646570b8a4e5826/version/1480074808/%E7%94%B7%E6%80%A7%E7%94%A8-%E6%B5%B4%E8%A1%A3%E7%94%9F%E5%9C%B0-45%EF%BD%83%EF%BD%8D%E5%B7%BE.jpg)
ただ広い生地を織るには、やはりそれ用の織機が必要ですし、さらに出来上がった生地の整理工程もそれ用の設備が必要になります。
広い生地がほしいと言っても、中々簡単にはいきません。
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